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2005/06/24

4つの気質

日本のメジャー球技といって何をあげるだろうか。
野球、サッカー、ゴルフ、バレー、ラグビー
異論はあるだろうけど、この5つが上位に入ると思う。

今まで、かなりスタジアムに足を運んできたが、最近ファンの気質について
考えることが時々ある。しかし、考える前に少し自分の中で整理をしなくては
ということでちょっと4つの視点からそれぞれをコメントしてみたい。

ただし、ゴルフは直接観にいったことがないので今回は対象外。
そのうち観にいくぞ。でも、自家用車がないと難しいよな。
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「性別年齢」
あくまでもスタジアムにいる人の見た目での感想。

・ラグビーほどオールドファンが多いスポーツはないと思う。
秩父宮へいくと60代以降男性の人が楽しそうに試合を観ている姿を本当によく見る。
まさに深い関係を保っている。逆に若年層のファンが少ないのが今は課題か。

・野球は深いだけでなく、広い。
とにかく日本のスポーツファンの全ての形態を含有している巨大な星雲。
老若男女とわずいろんな人が野球をみている。しかし、少し高年齢化しているともあるが、
ロッテや阪神、ソフトバンクを見ればすぐにでも回復は可能と思える。

・サッカーは30代より前の人のファン、サポーターが多いとのデータがある。
事実、子供連れの観客が多い。
10代後半、20代の時にJリーグ誕生をともにした世代がそのままスライドしているのであろうか。
となれば、もう一段の今の10代、子供世代への働きかけをする必要があるだろう。

・バレーは芸能界のアイドルのファンとかぶる部分がある。勿論、それをあてにした動きさえしているのだが、
10〜20代の女性が圧倒的である。
ラグビーが極北なら、バレーは赤道直下という気分にさせてくれる。

「憧」
応援する対象が選手個人なのか、チームなのか、それとも日本代表なのかというところ

・野球やサッカーはこの対象が人それぞれバラバラ。ある意味バランスがいいともいえる。
しかし、それぞれの価値観で内部論争にもなりやすいところである。

・ラグビーはチームへの忠誠心(特に大学チームへの)が高いというイメージがある。
関東大学対抗戦なんかを見たりすると年配のファンなんかは応援する大学のネクタイやタイピンなんか
つけているなんてのがあって、なんかおしゃれ。
選手への尊敬心も高いのだが、その時には出身校が枕詞になるところが他と違うところか。

・バレーはとにかく選手個人のファンが多い。ただし、少し条件があって「日本代表にいる・・選手」
というのがお気に入りになりやすそう。度が過ぎると俗に言う「ミーハー」の誕生となる。
これはどの競技であってもそうだけど。発生率は高い。

「熱」
熱狂度は互いに負けるわけはないと自負するところもあるだろうけど、あえて順番をつけると
サッカー→野球→バレー→ラグビー

・サッカーのゴール裏の人と野球の外野席の人たちはあまり熱さという点では変わらない。
体力のいる応援しているのは実は野球の方。3〜4時間、休みはあるにしても応援を続けるのは大変だ。
ともに勝利に対して欲求しているから、たまに暴走することもあるので要注意。
そしてサッカーの方が負けた時の怒りが選手やチームに向かってくる度合いは高い。
それ以外の席にいる人なんかは行楽で来ている人たちなので特にどうってことはない。

・バレーは女性ファンが多いせいもあり、歓声の種類が他とは違う。しかし熱というよりは没頭状態にある人。
へたしたら選手に「恋愛」しているんじゃないかと思うような人もいる。
そのせいか、その選手が結婚したり、日本代表からはなれる、現役引退すると応援するのもやめてしまう。
なんてのが多々あるようだ。
それもあり勝敗にはあまり固執する人は少ないのかな。とにかく勝とうが負けようが「・・さーん。頑張って」なので。

・ラグビーは筋金入りである人ほど、アマチュアリズムをもっているので
「敵味方入り混じって試合は観るものであり。声援も自然発生的に起こる声援が一番」
と信じている。たしかに理想であるといっていいだろう。本当は私も賛意をしめしたい。
ただし、海外もふくめてプロ化の影響。サッカーからの影響によりそうも言ってられなくなりつつあるのも事実のようだ。

「群」
応援でのファン間の一体感。選手間との一体感といったらいいのかな。

・バレーはお上が用意したものに(バレー協会、企業)便乗した形での応援団はあるものの、
基本は個人がそれぞれ勝手に声援をおくるというものが主流。
そのため、むなしい言葉が宙を飛び交う、上滑りな「かんべんして」って雰囲気になることもある。
一方ではまった時はすさまじいエネルギーがとびかう。

・ラグビーは「熱」でもあったように基本は個人。それ以上でも以下でもない。のだが、自負心としての連帯感は強いのかな。
それを表に出さないだけなのかもしれない。

・サッカー、最近はサポーターですから。数はすごくなっている。
野球のようにみんなが段取りを決めながら同じ応援をするってところまではいっていない。
しかし、選手チームへの同化意識は最強。「ともに闘う」意識を全面にでている。

・野球はさすが、この部分では一日の長がある。組織力といってもいい。
近鉄の応援団が外野のリーダー間で「・・・コールしまーす。・・・コールしまーす。」と
同期をとりながら応援をしているのをみた経験がある。
ふーんなるほどと思いながらも、大変だなと率直に思った。

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サッカー、野球はさすがファンの数も多い分多様性を保ちながらも熱狂度は高い。
組織性という点では野球の方が一枚上。
バレーはファン構成が相当いびつであるが、それがうまくはまった時のすごさはとんでもない。
サッカーの日本代表戦なんかもふっとぶくらいである。
ラグビーは良くも悪くも伝統的で高尚であるということがファンのアイデンティティだったということかもしれない。

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