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2005/08/06

東京シティーフィル、MUZA川崎(8/6)

F1000054今日はスタジアムへはいかない。
で、なにかないかなと調べたら、MUZA川崎で
東京シティのコンサートが1日二回公演で行われているのをみて7ヶ月ぶりのコンサートゴアー。
15:00の矢崎彦太郎指揮 の方を選択。いそいそとでかける。東京シティーを聴くのは何年ぶりになるのかな。関東を離れていたので10年くらいになるか。
その間にこの東京シティに飯守泰次郎、矢崎彦太郎のツートップが就任し。それ以来、専門誌等での評判がよくなってきている。

で、その矢崎彦太郎氏といえばフランス系音楽なのである。私もそれを目当てにしたのだが、
いや、なんかすごい演目だな。
・デュカの 歌劇「アリアーヌと青髭」 抜粋
・ドビュッシーの 歌劇「ペレアスとメリザンド」 抜粋
作曲家の名前はともかく、曲自体は「しらねーよ。そんな曲」といわれても文句はあるまい。
しかし、私はこういうの大好き。尻尾ふっちゃいます。知らない曲を聴いてあーでもない、こーでもないと思いを巡らすことこそが生演奏の楽しみと思うタイプなのだ。
しかし、日本では天邪鬼になるだろーね。

演奏は素晴らしかった。非常に繊細ながら、ワーグナーの影響からはのがれられない宿命的な響きが伝わって楽しいものであった。後、ブラスに色気と豪気の使い分けができればもっと表現的にすごいものになったか。
それにしても、こんな演目をやりきってしまう、矢崎彦太郎の芸術家肌にブラボー。一方、プロである以上、ビジネス的には本気で心配しちゃいますよ。この演目にラベルの小曲でも加えておけば、観客の入りは変わったと思う。
4文字33行様のこのエントリにおいて「リーズナブルで普段聞けないような曲が聴けるのになぜ客がこない」と怒ってらっしゃいます。
これについては興行元の努力という点もあるかもしれないが、「普段聞けないような曲は聴きにいかない」。「知っている曲をなんども聴く」というのが日本の聴衆の姿なのではないか。東京でもこれが圧倒的に主流なのだということを今日確認できたのだと思う。

基本的に日本人は音楽をTVやラジオ、CDから覚えてしまい、人が演奏する姿から音楽を知る人は圧倒的に少ないからではないか。特にクラシックは圧倒的にそうだ。だから、与えられたものしか知らないし、知ることもできない。私も音楽はTVから覚えたようなものだ。

じゃ、お前はなんでそうならなかったのって。最大の理由はスタジアムへ行く楽しみを覚えたからかな。
これからの時代はぜんぜん違うし、状況は変わると思う。その意味でインターネットでの音楽配信は重要なプレーヤーになるかも。

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