« 相手先のいない呼びかけ | トップページ | 意外に使えるフレッツスクェア3 »

2006/03/15

下でやる勇気

昨日のこの報道を読み、「やはり、国体までの命だったのか」と思う。
しかし、時期が時期だけに移籍先はみつかるのだろうか、しかも茂原さえあるのだが。

この事実に対していろんな視点での意見でており、それぞれに興味ぶかいのだが、個人的にちょっとまたもやひん曲がった考え方をだしてみたい。
特に室内球技において顕著なのであるが、実業団スポーツは上に上がっているときはいいが、何かしら不調(チームなり、母体なり)なると廃部を選択してしまうのはなぜだろう。
相撲の横綱は弱くなったら引退しかない。でも、チームスポーツは下のカテゴリでやってもいいんだよね。
もちろん、「そんなんじゃ宣伝効果にならない、投資に見合うリターンがない、費用ばかりかかる。周りを説得できない」と反論がでるのは覚悟の上。
ならばいわせてもらえば、2部なり3部なりさらに下部でもいいから続けたら、予算も小さくなるよ。
選手は移籍していなくなるだろうが、それでもチームは残るし、宣伝効果以外のそれなりな意義も見出せるはず。

でも、実際にはそういう判断にはならない。ある程度見栄や体面もあるのだろう。
旭化成も茂原も名門。泥はすすりたくなかったのかもしれんが、できればすすってほしかった。

では、全く例がないかといえば、そうでもない。知っているのはサッカーの世界ぐらしかないのだが、
こそっと作ったデータ集を作っているうちに、「あら、このチームこんなとこにいたの」っていうのがあった。
サッカーの日本リーグが1965年に誕生したときのオリジナルメンバは
東洋工業(J1・広島)、古河電工(J1・千葉)、日立(J2・柏)、三菱重工(J1・浦和)、
ヤンマー(J1・セレッソ大阪)、豊田自動織機、名古屋相互銀行、八幡製鉄
であった。
8チーム中5チームが現在もトップリーグのメンバに残っているのだが、それ以外の3チームが今どうなっているのかというと。
他の球技であったらとっくに廃部になっているのかもしれないけど、あにはからんや。
豊田自動織機は2005年は東海2部(5部相当)8位で今年は愛知県リーグになるはず。
名古屋相互銀行は一度休部した後、再度復活し、さらに「名古屋WESTFC」へクラブ化と紆余曲折した後、
2005年は東海2部(5部相当)7位でこちらも愛知県リーグ行き。
八幡製鉄は新日鐵八幡となり、やはり一度休部した後、レベルは違うけど名称は復活したようで、現在、福岡県の4部相当のへんいるそうだ。
同じく、失礼かもしれないが1990年に当時としては2部に相当する日本リーグ2部に所属していた大阪ガスは少しずつカテゴリを下げながら、今年は大阪府リーグに舞台を移すはずだ。
16年かけて2部から6部へ。
これらのチームがチームを維持する、もしくは再開するのにどれだけ苦労されたかは想像しても失礼になるだけだろうが、それでも私はこういうチームを支持したい。
もしいつか上のカテゴリに戻ってきたならば、「よく戻ってきた」と賞賛したいくらいだ。

もちろんサッカーでも廃部はいっぱいでたから、他の球技より優秀というわけなぞある訳けない。他の球技と比較すると残るチームもあるのだということだ。

|

« 相手先のいない呼びかけ | トップページ | 意外に使えるフレッツスクェア3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75853/9105478

この記事へのトラックバック一覧です: 下でやる勇気:

« 相手先のいない呼びかけ | トップページ | 意外に使えるフレッツスクェア3 »