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2006/12/02

世間ではこれを「電池切れ」と言う(12/2)

あー、結局きてしまった。三ツ沢で城の最後の姿を見ようかと思ったら、前売りでほぼ完売状態。といって横浜スタジアムでアメフトを連荘するのもなんだし、新横浜はやっぱりスタジアムがそれほど好きじゃないし。秩父宮なんざもっと連荘もいいとこだし。
ということで、bjと天秤にかけて世界トップの闘いを見ることが決め手となり、代々木第一体育館に到着。事前に食料を大目に確保して入場。
バレー世界選手権の準決勝と日本-フランスの5-8位予備選の3試合のラインナップである。
これが終わると代々木はアスベスト問題から1年ちょっとは使用不可となるので当分はお別れである。自由席を購入して中に入るのだが、予想以上に人が少ないぞ。3000人いないな。準決勝だよ。いいの日本人。やっぱり世界大会日本でやりすぎて飽和しちゃった?。ブラジル人応援団だけが楽しそう。

F1000376 1試合目のブラジル-セルビア・モンテネグロ。どちらもセット毎に調子のアップダウンが激しい。単純にブラジルの調子のいい時がたまたま先に3回きただけの差だったような。3-1でブラジル。応援席で1人だけブラジルの兄ちゃんがシャツ脱いで振り回すもんだから、場内係りの人に怒られること数回。
しかしパワー、技術、戦術的にはお互いほんとに素晴らしい。いいものを見たという感じ。
特に技術面では日本はやはり世界から学ぶべきだ。
セルビアのセッターのバックトスからバックライトに飛ばす平行はほんと早くて綺麗だったし。ブラジルの最終4セットでの24点目かでライト側エンドライン後方から縦にバックトスで上げたのをライトが背面から来たボールを打ち切った場面では周りの観衆は(少ないながらも)騒然としていた。まず日本ではあの場面でバックトスをすることを指導しないからね。
(竹下はするかもしれんか。しかもついでにジャンプして)

F1000375 第2試合のポーランド-ブルガリアなんて名前的には懐かしいね。(年が年ですもんで)
この試合をみてヨーロッパ同士のバレーというのは愚直にサーブでどう崩すかとどうサーブカットしてセットアップするかの戦いをしているのだなということが良くわかった。
お互いに繋ぎあいになったときは日本よりもはっきり下手だしミスするが、その2つについてはホントに意識高くしている。事実男子バレーではつなぎ合戦の場面というのは少ない。
日本は逆のことを求めていないか?と
F1000374 こちらは常に点差が拮抗した形で終盤を迎えるため、セット毎にかかる時間が長かった。ポーランドの方が最後の2点をとるのが少し巧みであった分で3-1。
お互いのサーブを打ち合う場面で応援席からビービー笛ならすわ、警告ブザーならすわで1試合目よりも賑やかでした。勝利したポーランド応援団は試合後楽しそうだったねー。ちとうらやましい。

F1000373 3試合目は日本-フランス。日本としては組み合わせが結果として奏功したとは言えるがそれでもホスト国としての面目を保つことができた。何よりである。しかし、上位の国との対戦となるとやはり荷が重い結果となった。
3,4セット目が日本とフランスとの関係を正しく現していたと思う。フランスでもサーブミスをしていると日本であっても対抗できるということ。その点では1セット目を奪うことができなかったのは残念である。2セットまでは勝機があった。せっかくイケイケであの2、3セット間の休みは水を差したね。
山本と荻野が1,2セットまでは好調であったのだが、3セット目からは止められてしまい。4セットでは完全に封殺。それぞれ控えに交替されてそのまま出番なし。最後は何もできなくなって1-3で敗戦。

それ以外の選手も、出たり下がったりを頻繁に繰り返して目先を変えようとしてたが、結局通じずに終わった。
カナダ戦くらいまではそれでも通用したり機能したりしていたのだろう。「12人全員で戦う」という表現もできただろう。しかし、今日みたいに「1試合通じて使える選手がいない」とも表現できるか。今日、全セットにでていたのはセンターの斉藤と例外としてのリベロ津曲。
昔に比較すればほんと技術向上と自信が見て取れるし、大会を通じて一番通用していると思う斉藤とてサーブにおいては全く存在価値がない。はじめから失点前提のような雰囲気があって非常に不満だった。他の国と比較してサーブ、サーブカットの力が劣っていることが改めて判ってしまったのが残念だ。サーブで相手を崩すことができそうなのは山本と越川(or石島)くらいしか期待できないのもつらい。

だが、今回ベスト8に入ったのは誇るべき成果。だからこれをもとにもう一度何が不足しているかを見直してアジアの闘いに挑んでほしい。まずはそこを突破することが日本男子の今の立場なのだから。

それにしても12時半から20時まで缶詰になるのはやはりつらい。もっともすでに訓練済みの身ではあるのでその1その2その3)室内ということ、今回は再入場可であったこともあり、どちらかというと快適にすごせたといっておこう。

しかし、やはりTVによる、TVのためのコンサート的演出を強制されるのは気分悪い。応援に振りをつけたり、固定パターンにしたりするのはサッカーだって野球だってやっているが、それを主催者が扇動するのはどうも違うと思うんだ。
今日だって一番観衆が盛り上がったのは日本が2セット目を奪ったときの喜びの場面な訳でそこには演出が入り込む余地はなかったと思うのだが。
後、エンタメタイムですか?男性2人組みの片方が台詞をカンだのには笑ってしまった。周りも「あそこでカンじゃいかんだろう」って囁いてましたよ。

最後にもう一言。やっぱり日本戦にだけ、TVマッチルールを適用するのはイーブンコンディションという面から見て世界選手権という格から見ても大変よろしくないと思うが、如何に。やるのだったら、全試合にTVマッチルールを適用するのが筋かと。

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コメント

実は当方も昨日は三ツ沢に行こうと思ったのですが、同じ理由で断念し、同じ場所に行ってました。

再入場可はありがたかったのですが、代々木の場合、周りも公園なのであまり買出しにはいけなかったです。東京体育館だと割とすぐのところにいろいろあるのですが。

手のひら返しっぽい世論を見ると、8位ゾーンにはいっちゃってよかったのか日本、とか思ってしまうのが悲しい性。フランスは(究極的にはブラジルが、なのでしょうが)日本の行くべき方向を如実に示してくれているような気がします。来年以降に向けて実りにつながる敗戦であってほしいです。

投稿: dhalmel | 2006/12/03 08:22

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