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2007/01/06

今年のお初は考え込む(1/6)

「サー動け、人型変性観戦機。始動。」
とのご命令を天よりうけましたので、ついで用事処理込みでかつ、ひつこく厄除け的参拝を経て代々木へ出陣。
F1000400 バスケットの日本選手権の男女の準決勝4試合をどっぷりとつかってきた。
原宿駅について先に明治神宮へ参拝。もー1月も6日、そしてかなりの雨模様なので人手は少なめ。お参りをしてお約束のお御籤へ。
キター。来たよ。「凶」的歌が読まれてた。「怠けてると光り輝く才能も役に立たないよ」という意味。
もう遅いって。とっくになってる途中の今を必死で押さえてるのだから。現状を鋭く指摘していただきありがとうございました。ふん。

さて、代々木の体育館なのだが、毎年の通常の会場は第2の方なのだが、今回は第1。第2は工事に入っちゃってるみたい。入場料が当日スタンドで3500円なのをみて「たかっ」と言ってしまった。第2だと会場を安く借りれるんだろうけども。しょうがない。

会場に入り。1、2試合目は女子から、
F1000399 1試合目のJOMO-シャンソン化粧品は、84-67でシャンソンの勝利。
シャンソンの永田と三木の二人にJOMOは押し潰されたようなもの。永田にJOMOは山田をマンツーマンでぶつけるも押さえることができなかった。いくら体格があってもセンターがフォワードと対峙するのは根本的に誤りだとは思うね。JOMOはセンターのいるバスケをやるつもりなのでしょ?。という感想でした。
それと女子の長身選手はシュートする時のリリースポイントが身長の相対的に低い位置だなという感想。日本ではそれでも通用するけど、
(たぶんに横のリーチを利用することの方が多いからだろう)
海渡ったら絶対通用しないね。だから日本ではセンターは成長しないのかな。

F1000398 2試合目の富士通-トヨタ自動車は前半はともにインサイドすかすかでの点の取りあいという印象。前半終了時に昼食を初めて体育館内にあるレストランで食事をとろうということで、メインスタンド側奥の食堂へ移動。これ、バレー世界選手権のようなでかい大会だと連絡通路が封鎖されてしまうので、この程度の規模の大会がちょうどチャンス。


F1000397 最初カレーライスを頼んだのだが、待っている途中でオーダーストップであることが判明し、サンドイッチに変更。そのため、3Qと4Qの半分をまるまる潰してしまった。
もどってくると、もう試合は決着済み。3Q終了時で富士通がトヨタを粉砕し24点差。
最後の4Qはトヨタがステバチなオールコートプレスをして足掻くが、富士通もミットモナイ対応をして試合は96-76で富士通の勝利。
まーいいや、それより食堂のサンドイッチがおいしかったことの方が吉。

明日の決勝はシャンソン化粧品-富士通。ちょっと、また「2強だけの時代」に戻りそうな雰囲気がでている。他チームがんばれ。

さて、ここからヘビーな感想なのだよ。
F1000396 3試合目は男子の準決。OSG-アイシン。
まずここで説明しなくてはいけないことだが、バスケの日本選手権は基本的には日本国籍をもつ者しか選手登録できないということがある。(在日の方とかの例外はあるはず)
によって、日本トップであるJBLスーパーリーグのチームも外国籍選手はメンバにはいない。なので通常のチームスタイルでないし、この大会でしか行わないフォーメーション構成となる。
大体においてインサイド(CとかPF)を外国籍に任せているのがほとんどな訳で控えの日本人選手の質が非常に問題になるのである。

3試合目の前半はまさに寝てしまいそうになるほどお寒いロースコアゲーム内容で展開。ボールが収まらないのだ。普通なら「一度インサイドに預けて」というのがないので、男子の試合なのに女子の試合スタイル(まるでセンターがいないようなバスケ)になっている。
一応、アイシンには帰化したエリック・マッカーサーがいるのだが、普段はフルタイム試合にでないし、JBLでは元々センターでもないので運動量的に不足気味だし、ミスも多い。
その意味では並みの日本人と大して変わらない。

後半になってやっと試合は締まってくるのだが、もう女子バスケもびっくりのOSG「北郷」対アイシン「柏木」の3P合戦となる。後半は大白熱となり、4Qの残り3分くらいは点をひっくり返しあう状態となり大いに盛り上がった。

「試合のおもしろさとゲームのレベルは相関しない」最典型例。

アイシンが1点差リードでOSGの攻撃。インサイドをうまくブレークしてリングイン寸前でエリック・マッカーサーが背後からシュートブロック。
決まったかに見えたがこれがファール。4Q残り時間7秒。フリースローを2本決めれば逆転勝利、という場面。

会場大騒ぎの中OSGの鈴木、1投目をシュート。これがはずれる。
プレッシャーに負けてしまった鈴木、もう1投。これもはずれる。
これでアイシン勝利かと思った瞬間。リバウンドをとったアイシンからOSGがスティール。そして逆転シュートを挑む。も、はずれた。
74-73でアイシン、薄氷は踏み割ったが落ちないですんだ。
この時だけは、エリック・マッカーサーは並みの日本人ではないことを証明したのであった。
結果オーライだけど、ナイスファールなのだ。

F1000395 すでにここでお腹満杯。「さー帰ろう」と思ったし、帰ろうとした。しかし、4試合目の展開内容が帰すことを許さない。
東海大学-トヨタ自動車の組み合わせ。東海大は学生選手権の優勝チーム。トヨタは現在JBLの首位。
つまり、一部のラグビーマニアでは本気で信じられている。
「ラグビートップリーグ優勝の東芝府中も外国籍選手さえいなければ、大学選手権優勝の早稲田の方が勝つ」すごい妄想、夢想ですよね。でも、バスケでは現実の公式戦として行われるんですねーーー。あーおそろしいことであります。

事実、東海大のセンターである竹内は日本A代表選手。明らかにトヨタは個人的には負けていた。G陣もトヨタのG陣を翻弄した。トヨタが勝っている部分はちょっとフォワードのシュート能力が高いのと平均的な選手層が厚いだけの差。

実際、試合では前半東海大がリードして終わったくらい。後半になってやっとこさトヨタがひっくり返して進み、点差こそ最後ついたもののそれは東海大がファールゲームをしかけたから。84-76でトヨタの勝利。決勝はアイシン-トヨタ自動車となる。

その意味では東海大は賞賛に値する。
しかし、その反面個人的には頭を抱えてしまった。
「要は、選手個人の能力としては大学時点でストップしてるってこと?」

バスケ男子においても日本のトップ選手のキャリアにおいて大学はほぼ必須コース。
「大学で磨いた能力を元にさらに社会人においても発展すべきものが留まったままなのか?」
「それは、やはり職業としてバスケットをやっていないからか?」

bjという存在はあるが、バスケ少年少女にとって「プロ」というものはまだ非現実的なもののようだ。私の後ろの席でも「JBLどころか実業団でやってるほうがよっぽどましだ」的会話を聞いてしまい、つらかった。

さて、この話を聞いて「他の種目でも」と思う人は相当数いるだろう。プロ化していない種目はほぼそんなものだろう。あー、サッカーは違う道を進んでよかったと思うのであった。

もっとも一部の人(特にバレーあたり)では「そういう大会、やりたーーい」と思っている人もいるかもね。それはそれで面白いけど。やがて悲しい気分の鵜飼かなになるかもよ。

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