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2009/01/14

ギュンギュンと若く、溌剌と(1/13)

ここをみている少数の皆様。遅ればせの新年よろしくお願いしますとまずはご挨拶。
毎度、年の暮れと新年明けにおいては地元に戻ることがパターン化しているので今回もその例に違わずに過ぎた。
正月3が日は多賀神社への祈祷をする以外は寝正月となり、それはそれでありがたくすごさせて貰った。家族は皆元気であったのでそれは何よりというところである。

で、今年のお初の出動はクラシックとあいなった。
横浜みなとみらいホールでの井上道義指揮でのオーケストラアンサンブル金沢の演奏を聴きにいった。
金沢の演奏を聴くのは3年ぶりとなる。井上氏が音楽監督に就任してからは初めてというわけで、この組み合わせがどんな感じなのか興味があった。
プログラムはというと全てベートーベンで構成されたもので
・「エグモント」序曲
・ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」
・交響曲 第7番
である。新年明けのプログラムとしては堅苦しい感さえするものであるのだが、どうだろうと思ったが実際には杞憂であった。
指揮者と対面となるオーケストラ後方の席に座って(単に一番安い席を買ったからだが)
開始を待つ。
チューニング終了を待つまでもなく井上氏がカツカツと登場。年齢はしらないがなんとも若々しい。そして演奏そのものも一言でいうと「若い」という表現がふさわしい。
エグモントからして弦のアタックが強烈でギンギンという感じで進んでいく。でも、アンサンブルとしてはくずれないところは流石だ。

「皇帝」のソロはまだ二十歳(とアンコール時に紹介された)のアリス=紗良・オット。
これがまた実にキュートな女性で演奏もこれまた「若い」と表現ができよう。普通「皇帝」というと重厚と威厳とかいうのが全面でるところであるが、まだそこまでのレベルには達していないという言い方もできるだろうが、現在できる表現を全力でしたという感じを強く受けた。
また、コンサートマナーをみても「かわいい」という表現がぴったりであった。
アンコールではリストの「ラ・カンパネラ」を演奏した。
で、休憩に入りホールのアナウンスにより、アンコール曲が挿入された「CD」を買うとサインがもらえるとわかったとたんに会場の人大勢がCD売り場に群がる。いい年をした大人達がかわいい娘さんにニッコリ微笑まれて手のひらで転がされていく様であった。商売上手とも言う。ワタシャ買わんかったけど。でも危うかった。

後半のベト7でも井上氏はギュンギュンに演奏する。指揮ぶりはエレガントなのだが音は挑発的だ。なんとも楽しい演奏であった。
そして公演終了後、なんとアンコールに演奏されたのは去年の大河ドラマ「篤姫」のテーマであった。(彼がN響を指揮して録音していたせいだろう)
会場の人がこの曲を期待していたかどうかは別としてこの曲を演奏してしまうのがすごい。そして井上氏が多大なるショウマンシップをもちあわせていることだけは判った。その意味でこの人はかっこいいのである。

サー帰ろうというところでロビーにでると、もーサイン待ちの行列が長々とできあがっていた。これサインしおわるとしたら30分ではすまないだろうなと横目で見ながらホールを後にしたが、やはり何にしてもプロとして生きていくには宣伝戦略も必要であろうしファンを大切にしなきゃならんということかと思った次第。でも大変だろうな

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