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2009/06/15

おひさしぶりのなでしこの花(6/14)

土曜に続き、今日日曜もスポーツ観戦に出向くことにした。
何にしようかと考えたのだが、ひさしぶりに女子サッカーにした。なでしこ1部の日テレベレーザ-ジェフ千葉レディースの試合を駒沢でみることに。ありがたいことに無料である。
なでしこリーグはここ10年でベレーザが優勝7回と圧倒的な強さで制している。今年は主力メンバがごっそりと海外移籍で抜けたがそれでも1試合少ない状況で現在3位である。
一方のジェフだが、昨年は2部で優勝しての勇躍の1部のゲームであるが、現在中位につけている。目標は現実的に残留であろうが、今のところは順調と言ったところか。
駒沢の陸上競技場の中に入ると芝生が綺麗になっていたのにびっくり。そのほかにもトイレが綺麗になってたりとかして少し改修されていた。これなら、Jリーグ開催も充分に可能な設備といっていい。と思ったら、土曜日にナビスコ杯で実際に使用されていた。近くに病院があるため、難しいかもしれないが23区内にJやJFLチームができたらここでホームゲームをしてほしいものだ。23区内に2,3チームあってもおかしくはない。

F1000462 で、試合の方は人が変わったといってもベレーザはベレーザだった。個人の体力、走力、技術力でボールをキープして、相手を振り回す。ジェフも一生懸命チェイスしてプレッシャーを与えるのだがそこをかわしていく力はさすがだ。最初こそ均衡状態だったものの、前半半ばからベレーザが優位になり、裏へのパスをフォワードが走りこんでのシュートにより前半終了時点で2得点。後半になってもその優位さは変わらず、さらに2得点をあげ、ジェフの反撃を1点に抑えた。4-1での順当勝ちといっていいだろう。この試合で2位にあがった。首位は浦和レッズレディースに1試合少ない勝ち点差3で追う。
両チームともJリーグ系のクラブの女子チームだけにともにサポが20名程度とはいえしっかりとやってきており、本家と全く同じチャントやコールで鼓舞していた。試合終了後には勝ったベレーザも敗れたジェフにも大きな拍手で健闘を讃えていた。ここは男子とはちょっと違った女子の世界でもある。彼女らはプロではないのでね。
昨年、女子サッカー界は経済危機の影響をうけて重鎮であったTASAKIペルーレを廃部と言う形で失った。小さくない痛みであり、今年も決して安穏とはできないであろうが、この危機をなんとか乗り越えようと必死であろう。そして将来の展望ももっていて現在、1部、2部8チームずつのリーグ形態を1部を12チーム、そして2部を東西分割して16チームへと拡大しようとしている。
これを実現するのは大変であろうが、我らサッカーの仲間達がサポートしていくことで達成させれればと考えるのである。

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押してても勝てなければ負け(6/13)

日本初のラグビー世界大会開催。
という触れ込みでラグビーU20世界選手権が国内5箇所にて開催されている。これ皆さん知っているであろうか。あまり宣伝もされておらずニュース等でも扱われずひっそりと実施されている雰囲気が濃厚。
しかしこの大会、日本においては2015、2019のラグビーワールドカップ招致のためには絶対成功させなくてはならない大会である。当然ながらIRB、世界ラグビー協会は日本の運営能力そして観客動員力、ついでに日本のホストチームとしての力を評価しにきており、この結果がこの7月に開催国を決定する理事会において大きな推進力となるかそれとも悪材料となるかの境目となるのである。なので、運営能力については当初から問題ないとしても観客動員と日本チームの実力が懸念されていた。
この大会の目標総入場者数は8万人とのことで、実際に開幕すると日本代表の試合以外もとりあえずシャニムにタダ券等をばらまいたりしてお客さんを招いたようだ。なんとかこの目標は達成できそうである。
ではラグビーチームとしての日本の力であるが、第1戦の対イングランド戦は完敗。第2戦のサモア戦は競り負けての敗北と結果はでていない。で、この日は最終3戦目の対スコットランド戦に挑むことになる。
F1000464 その前にイングランド-サモア戦が行われたが、イングランドの対人での強さとゲームでの抜け目なさを堪能。いやーー、強いわこれ。52-7とサモアを問題としなかった。
イングランドは4強のトーナメントへ進出。これ以外の3つは南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドと順当な強豪が勝ち残った。
一方、負け残り組対決の日本-スコットランド。負けた方が来年は下部の世界大会へ降格するとのことでともに必死。さらに日本としてはホスト国としての面目もある。
F1000463 試合は日本が早いパス回しでスコットランドを振り回す。一方スコットランドは押されたゲームであってもひつこい守備で得点をゆるさず好機を狙う展開となった。
日本は常に得点機があったのだが最後の壁を崩すことができない。そんなこんなしているうちにスコットランドにほんの数回の好機を与えてしまうとそれを得点に繋げさせてしまう。前半終了して12-0。
後半は日本の一方的な展開となったがなかなか得点がとれない。やっと1トライをあげたがそれ以降が続かない。ペナルティゴールを狙う場面も幾たびかあったのにそこでもトライを目指すのは結構なのだがやはりボールゲームは得点をあげてなんぼ。いくらボールキープしても、陣地を圧倒しても点をとらないと勝てないのだ。
スコットランドの守備のすごさもあったが、日本の攻めの考え方には少し疑問が残った。結局、1トライのみでおわり12-7で敗戦。グループリーグ最下位に終わった。
観衆は勝てた試合を落としたという雰囲気ありありでブーイングこそなかったものの日本への歓声は小さかった。やはり国際舞台での勝利こそが今のラグビー界には必要だ。観衆もそれを渇望している。
そんな訳で日本は13-16順位決定戦に回り、次はイタリアと対戦することとなった。くやしいだろうが、もう一度前を向いてもう一分張り、ホスト国としての意地を見せてほしい物だ。
それにしても4強のトーナメントの組み合わせはなかなかそそるものがある。といってもう観にいく予定はないのだが、この試合はラグビー関係者こそが観にいって世界とはなんたるものかを目の辺りにすべきかと。なので1席分は空けてあげよう。

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2009/06/11

予選突破記念の花試合(6/10)

サッカーの日本代表戦。1時期のプラチナチケット状態から脱してチケットも購入しやすくなった昨今。サッカー好きとしては、たまにはナショナルAマッチを見てみたいものだと考えてチケットを購入してしまった。
というわけでウィークデイの水曜にW杯最終予選、対カタール戦を観戦しに仕事終了後横浜へ移動した。
日本代表の試合を観るのなんて1993年のやはりW杯予選、対UAE戦以来だから16年ぶりだ。遠い記憶だなー。その時はまだ選手も観客もそして日本自体もワールドカップに初心な頃だから試合も緊張感ありありで観にいった憶えがある。先制点を奪った時の感激は一入だった。
それから16年たって日本は本戦に3回出場し今や出場は義務と化している。
そして今回あるかじめ予想はしていたものの、前日の対ウズベキスタン戦でやはり本戦出場を決めてしまいいわゆる凱旋試合というか花試合となり緊張感、悲壮感というものは著しく不足した試合となってしまった。まーそれでもいいか。だからこそチケット購入もし易かったことだし。
と言う訳で新横浜駅のホームを下りる段からかなりの混雑。多くの人々が日産スタジアムへ向かう。その流れにのって歩く。駅前からスタジアムまでの道のりはさながら出店と客引きの攻防戦が激しく繰り広げられる戦場であった。レプリカユニフォームは正規品からパチ物までありとあらゆるレベルのものが路上販売されており、居酒屋のアルバイトのお兄さんお姉さんがクーポン券を配りまくっている。なぜかケバブのケータリングが目立ったのは私が通ったルートがたまたまそういうことだったのだろうか。
いずれにせよ誘惑多き道中にて次第に観客の衣装の青度が濃くなっていく。じゃー私はというと普通の格好のままでスタジアムの中へ。開始20分前に入り込めた。

F1000461 日本はこの試合において無理をすることは一つもないがカタールにとっては勝ちのみがプレーオフ進出の条件であるだけにゲームはカタールペースになるだろうと予想していた。
実際試合になると開始直後に日本が先制するも日本のモチベーションとコンディションが余りよくないことがわかる。ちょっと守備が不安定だ。さらに審判がカタール寄りの裁定を下すのでなんともフラストレーションがたまる展開だ。後半に入るとその傾向はさらに進む。「こりゃ審判がへんなことしはじめるかも」と思ったら。はい、やりました。カタールへのPKプレゼント。でもカタールもPKプレゼントで同点するのがやっと。
試合は花試合らしく日本無理はせず1-1で引分け。でもこれは妥当な結果だと思った。岡田さんは「選手をいかしきれなくてすいません」と謝罪していたが、中3日での試合、予選1位だろうが2位だろうがなんのボーナスもつかないわけで選手をこわす必要もなかろうというもの。と、考えるのは少数派なのかな。
会場は6万を越える観客。私はアウェイ側のゴール裏の席だったので周辺の観客の青度はかなり高かった。4人に1人はレプリカユニを着ていたんじゃないかな。皆さん青の衣というか青い備えを纏ってワンプレー毎に声をあげていた。やっぱりサッカーファンにとって代表戦は格別な物だなと16年前の時の興奮を思い出しながらその場に浸っていた。
しかし、帰りはさらに壮絶であった。新横浜駅へだどり着くまでで一苦労。道中のバッタ物屋は2着こみで安売りされていたりしてそこかしこで激しい攻防が繰り広げられていた。そして駅から電車にのるまでがさらに悲惨という言葉しか思いつかない。こんな思いをするくらいなら代表戦はTVで観る方が楽でいいやなんてことも思ってしまうのはやはり変人ゆえか。

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2009/06/01

これは来シーズンもかよわねば(5/31)

また映画館でオペラを観にいってしまった。今シーズンのMETライブビューイングの最終演目、ロッシーニの「ラ・チェネレントラ」を日曜日に109シネマズにて。
この「ラ・チェネレントラ」はロッシーニ編集の「シンデレラ」である。たが、原作とは似て非なる作品で、登場人物やら設定やらをかなり変更している物であった。まず、シンデレラ(チェネレントラ)に冷たい仕打ちをする継母であるところが継父である点。チェネレントラを変身させる魔法使いは登場せず、恋人となる王子を導く哲学者がその役目を担う。王子が王子としての役回りをせず、従者として登場する点。そしてキーパーツであるガラスの靴ではなく腕輪がチェネレントラを見つけ出すための小道具となる。と言ったところが大きく違う。

物語的には当然ながらチェネレントラと王子との恋物語と求愛、結婚へのハッピーエンドを目指す訳だが、没落した男爵家であるチェネレントラの姉二人と継父が王子の妃となるべく狂奔する様を狂言回しの軸として見せ、それを第3者として皮肉な視線で見つめる王子に化けた従者の台詞がスパイスとして効いたシチュエーションで笑わせてくれる上品な喜劇であった。
そしてロッシーニお得意のペチャクチャとおしゃべりしている様を表現しているかのような早口な歌やなんとも美しい高音をひびかせるアリアなどできめてくれる。
それにしても主役であるソプラノ歌手のあまりの高音の見事さにノックアウト。普通、いくらプロの声楽をしている女性の高音の声であっても金きり声気味となって不快に感じるところであるが、この方は全くそんなことはなく心地よく歌声に浸ることができた。
幕間のインタビューでは、この「ラ・チェネレントラ」を当たり役としているとのことでさもありなんと納得していたのだが、役柄が固定されるのを避けるため、まもなくこの役からは降りるとのこと。声楽家でもあり、舞台女優でもあるわけで新規の役作りへの挑戦は必須なのであろう。この幕間でのインタビュアーは登場する歌手達に対して「あなたはロッシーニ歌いですね」と問う場面が何回かあった。たしかに早口による歌いまわしや声をころがすような歌い方など独特な技術を必要としているだけにそういう言い方もあるのかなと思った。

3時間を越す長めの舞台であったが、その時間を感じることもなく一気に見ることができた。今シーズンはこれでお終い。10演目中3演目を観てしまった訳でちとはまったかなというところである。そして、予告映像にて来シーズンの演目も発表された。ヴェルディの「アイーダ」なんかがあってかなり個人的にそそられている。これは今シーズン以上にかよわなくてはいけないかも。

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