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2009/09/29

水上の格闘技とよく言った物だ(9/27)

前日のバスケットに続いて日曜日は前から予定していたスポーツ観戦。久方ぶりに横浜国際プールへ行くことにした。この横浜国際プール、横浜市営地下鉄のグリーンラインが開通してアクセスが格段に良くなった。以前は地下鉄センタ北駅からバス、もしくは武蔵中原からバス経由で少し徒歩するかのどちらだった。本数が飛躍的に増えて到達時間も安定する。いやーほんと楽。ってな訳であっという間に10時半に到着できた。

F1000479 この会場で行われるのは水球の日本選手権なのだが、男女の3決と決勝をそれぞれ計4試合が執り行なわれる。そのため少し早めの試合開始とあいなった。あたふた。
水球はオリンピックでの花形競技と言われているのだが日本においてのステータスは思いのほか低い。現在、日本のオリンピック競技のうち日本リーグを実施していないのはこの水球だけ。国体種目ではあるものの少年男子が実施されるだけと普及率も低い。平均選手寿命が短いとないないづくし的な部分がある。
実際、参加チーム名を挙げてみよう。
女子では東京女子体育大、鴨沂水球クラブ、高槻水球クラブ、全びわこスポーツ大学、藤村スイムスクール、聖徳クラブ、藤村女子高、日体クラブ。
男子では全日体大、専修大、日本大、全筑波大、稲泳会、桜泳会、三建・30CLUB、WARRIOR。
企業系のチームはほとんどなく、大学や高校系のクラブやスイミングスクール系のチームが主流。しかも大学でもOB込みでのチームで参加というのがあり、水球を続けることがいかに大変なことであるかということを現していると思う。
そんな水球であるが今回は気合が入っていて、Jスポーツにて録画中継があるとのことである。個人的には非常に激しいスポーツだけに観るのも楽しいと思うので是非これからも宣伝に頑張ってほしい物だ。ほんとはNHKが中継すべきだとは思うのだが。だってオリンピック種目の日本選手権だよ。っていうのは我がままであろうか。
水球のルールを知らない人に軽く説明。端的に言えば、水上で行うハンドボールである。1ピリオド8分を4ピリオド繰り返し、得点を競うゲームである。水上で行うだけに身体能力を非常に必要とする競技だ。
では3決の試合の結果を端的に。
女子の3決では藤村スイミングスクールが全びわこスポーツ大学を14-9で破った。
男子の3決では全筑波大が三建・30CLUBを9-7で破った。
で、決勝。まず女子だが、組み合わせは東京女子大対日体クラブ。この試合は逆転、逆転を繰り返すシーソーゲームとなった。ゴール前は女子にもかかわらず、非常に激しい。ハンドボールも拳骨が飛び交うような競技だが、水球はもっとすごい。水中でつかむ、ひっぱる、手足をからませる、相手を沈めるといったことがひっきりなしに起こる。ホントは反則なんだろうけど、それをしないと勝てないのだ。立ち泳ぎしながら、パス交換やシュートをする姿は女子選手といいながらも、逞しいとしか言えない。いや、ほんとすごいっす。
3ピリオド終了時には1点ビハインドであった日体クラブであったが、最終4ピリオドに5得点を挙げて逆転。東京女子大の反撃を2点におさえ、最終スコア11-9にて勝利。6年ぶりの優勝とのことである。
一方男子、こちらはまさに筋肉美の塊のような選手たちがぞろぞろ。
絶対王者、全日体大対早稲田大系のクラブ稲泳会である。で、試合は稲泳会が先行するもすぐ全日体大が逆転して大きくリードを取る。男子だけにボールスピードが一段と速くなる。ゴール前の激しさも半端じゃない。実際けんかしてるも同然のような状況だ。しかし、審判もプールサイドからどうやって反則を見極めているのか実に謎だ。これはかなりの修行が必要な気がする。今回、主審の1人はギリシャから招待した審判であった。だからと言う訳でもないが、激しい攻防にもかかわらず選手は審判の判定には従順。ほかの球技のように抗議している暇もないというのが実情なのかもしれないが、かなりこの点はジェントルな部分である水球であった。
で、試合はこのまま全日体大がセーフティリードを保ちながらゲームコントロール。稲泳会もポイントゲッターがかなり奮闘したのだが、残念、追いつくまでには至らず。15-11で全日体大が勝利。7連覇を果たした。
水球界は男女とも日体大が王様のようだが、やはりスポーツというのはライバルがあってこそ発展する物。特に男子においては対抗馬が生まれてほしいと思う。

1試合は1時間とちょっとで済むので4試合もあるがあっという間の6時間であった。いやはや満足、満腹。いやー、オリンピックの花形であるというのも判らんでもない。見れる機会が年1回程度というのが実におしい。もし、東京オリンピックが招致できたら、私は真っ先に水球を観にいくぞ。いやほんと。だからうまく通ってほしいな。どうやら敵はリオデジャネイロのようだ。さて如何に。

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コメント

確かに選手は、あまり抗議しませんね。
でも、監督やコーチはかなり露骨で下品です。

特に小学生や中学生の大会での指導者が
審判に猛抗議する態度を見ていると教育上大丈夫かと
思うほどです。
特に勝つことにしか興味のないスイミング関係者に
多いでしょうか(一部は学校の教師もおりますが)

投稿: ひろ | 2010/05/23 12:01

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