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2009/10/23

Jazzなの?Classicなの?は不毛なり(10/22)

1月にコンサートを聴いて以来、オペラは4月に観にいったものの、かなりご無沙汰していた。HP等で色々と物色していたのだが、なかなか機会に恵まれていなかった。そんなこんなであったが、やっとこさいい物を見つけた。というわけで、新日本フィルハーモニーの定期演奏会へでかけることにした。ルーマニア出身の指揮者、イオン・マリンとピアノの江口玲の出演である。
この楽団を聴くのはいつ以来であろうか。少なくとも14,5年は聴いていないから本当に久々である。これで東京近郊のメジャーなプロオーケストラ一通り聴きなおすことが完了となる。でも、最近はそれ以外にも注目すべき楽団があるようなのでそれも聴きにいかねばと思ったりもする今日この頃。と妄想しながら、赤坂のサントリーホールへ到着。当日券を購入して入場したのだが思いのほか観客が少ない。定員の半分くらいであろうか。日本ではN響に次ぐ人気楽団のはずだが・・・・、と思ったが、結局は招聘した指揮者やソリスト次第で動員がコロコロ変わるということなんだろうか。
でも、今日のお品書きはどちらかと言えば万人向けなんだけど。しかも、旬な曲もある。こういう点で少し日本人観客の嗜好というものに私は疑問を感じる。
疑問はとりあえずおいといて、では早速聴いていこう。
1曲目はエネスコのルーマニア狂詩曲第1番。エネスコ1番の人気曲だそうで、題目に書いてある通りのロマのメロディ全開の音楽。ルーマニア出身の指揮者であることも相まってイケイケドンドンなのである。うーーーん、いいっすね、やはり東欧の民謡はすばらしい。
続いての2曲目はガーシュインのピアノ協奏曲ヘ調。この曲はフィギュアスケートのキムヨナが今年のフリースケーティングの音楽として採用しているとのことで、ある意味ではこの冬の人気曲となることであろう。私もCDで1枚もっているが、この曲は非常に気にっている一つなんである。ガーシュインはジャズなのか。クラシックなのかという問いは良くある質問なんだそうだが、今やジャンルがオーバーラップしている現代においては非常に不毛なといかけなんである。今やクラシックは全ての音楽ジャンルの坩堝と化しているのだ。
で、演奏は少しJazzyなアドリブを混ぜながらのピアノソロで、愉悦に富んだ演奏であった。勿論、オーケストラの方もビックバンド風なオーケストレーションでのジャズメロディでありながらクラシカルな循環動機で音楽を膨らませていくところなど聴き所一杯であった。おしむらくはピアノの音が少しオーケストラに負けていたことか。
休憩をはさんでの最後は生演奏で聴くのは2回目となるストラビンスキーの火の鳥全曲。
元々の曲そのものが色彩感満載の曲なのだが、これにリズムを揺らす揺らす演奏でさらに華やかさを加えていく。独特のリズムの刻み方や、最後のフィナーレでの金管の扱いなど色々と工夫が見られる演奏であった。いやー、この指揮者は熱いですな。個人的には火の鳥においては分析的な演奏よりは熱い演奏の方が歓迎するので願ったり適ったりである。少なめの観衆であったが、この演奏に対しては熱い拍手で応えた。私個人も満足。
来月は再び、オペラ観劇予定だし、METライブビューイングの新シーズンもはじまるので音楽三昧とまではいかなくても色々と手を出してみようと思う。まーもっとも予算次第であるが。
演奏会が終わって空腹であったが、我慢しての帰りは、埼玉スタジアムからのサッカー帰りと同じ、南北線から目黒線を使っての帰宅とあいなった。都心部から川崎までなので40分程度で到着。遅い夕食をとることにした。ショートカットで帰れるという意味ではこの路線は実にありがたい存在である。もっとも先週土曜日は長くて遠くて遅いとブータレてましたけど。まーあれはアレ。これはコレということで。

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