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2009/12/01

無駄に豪華。無駄にすごい。でもやっぱMET(11/29)

土曜日にMETライブビューイングを見にいこうとして満席で109シネマズ川崎で途方にくれたのだが、リベンジとばかり日曜日に行こうと思っていた。でも念のためとばかり日曜起きた直後に公式HPで会場のチケット販売状況を確認したところ、何と朝9時の時点で「販売終了」の文字が浮かんでいた。なんてこったい。これはどういうことか。土曜日時点で日曜分のチケットも完売していたってことなのね。と言う訳でHP覘いてよかったよ。でも、この憤懣たる心境をどうしたらいいものか。109シネマズ川崎よ。次回のトゥーランドットの時は善処するように。絶対だぞ。いいな判ったか。
ってな訳で最終手段としての夜7時から開演となる東劇にいったのである。さすがに日曜夜の銀座ではお客さんも集まらないだろうと予測しての行動である。実際その通りであった。東劇自体広い映画館であるので4割程度のお客さんであった。
で苦労してみる演目がヴェルディのアイーダ。オペラの中では屈指の人気演目。金曜日にTVでミラノ・スカラ座日本公演の中継を見たばかりだ。TVでもそうだったが、とにかくグランドオペラの代表と言われるぐらい派手で豪華、エキストラも大量投入する大仰な演出がなされる作品である。そしてなんといってもMETなんである。80年代に製作された演出をずっと継続しているそうなのだがとにかく舞台装置をフル回転させて場面転換するところなんかみたら、舞台であることを忘れさせるくらいの驚きがある。バレイも華麗で楽しい。イヤー金かかってるなー。エキストラだけでも200名以上いたであろうか。それに馬などの動物も。演出によっては象をひっぱりだすことさえあるそうな。(今回はなし)
筋立てとしては何もここで言及するまでもないほど有名なので言わないがエチオピアの王女アイーダとエジプトの将軍ラダメス、エジプトの王女アムネリスとの三角関係をベースに国と自らの恋との間を苛む運命を呪うお話である。歌手の中ではアムネリス役が一番素晴らしかった。特にラダメスが死刑と決定された後の僧侶たちへ減刑を願うも適わない場面での絶唱は見事。ラダメスとアイーダもそれぞれ素敵であった。しかし、歌手としてはしょうがないのだろうが皆さん恰幅がよろしすぎます。オペラなので演技が映像として残る訳でありまして皆さんその体格からして「その役は不釣合いです」とつっこみたくなるのだが。やはりそれはオペラのお約束として禁止なのであろうか。classicaのiioさんもそのことを言及しておりますが、やはり演技よりはまず歌というところであろう。
今回ほど、METの舞台がすごいと感じたのはなかった。あれだけ場面場面を具象化して表現するというものを常設劇場で行える凄さは映像を通してでも実感できた。1週前に新国立劇場でヴォツェックを見たけど、こちらは逆に場面を抽象化しての表現。抽象化した方がお金はかけずにすむんだろうなということは素人目にもわかるのだが、もし新国立でMETのアイーダみたいなことができるのだろうか。などと妄想してしまったよ。

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●METライブビューイングの新シーズン第2弾は「アイーダ」。80年代以来のソニヤ... [続きを読む]

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