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2009/12/07

変人サッカー観戦者、松本へ(12/4~12/6)

サッカーシーズンも煮詰まり、1,2部Jリーグは最終節を迎える中、そしてサッカーファンであれば当然J1の優勝争いやJ1,J2の昇降格に注目するはずである。が、私的にはそれもまー注目はしているが、それよりも1週前の3部JFLの方が気になっていた。そのJFLは1週前に終幕を迎えたのである。結果として1位SAGAWA滋賀、2位横河武蔵野、3位SONY仙台、4位ニューウェーブ北九州、5位ガイナーレ鳥取。と以上の様になり、ニューウェーブ北九州が来期のJ2参入を決めた。ガイナーレ鳥取はまたしても5位での見送りとなり残念であったが来シーズンも是非頑張っていただきたいと思っている。個人的にはご贔屓のチームなんである。下位は18位三菱水島FC、17位FC刈谷となり、今回水島は来期JFLから撤退を表明。その結果、FC刈谷が4部との入替え戦に望むことになった。

そしてさらにもう1つ下のカテゴリ、4部、地域リーグからの昇降格を争う地域リーグ決勝大会は2週前に第1ラウンドが行われ、最終ラウンドに進出する4チームが決定した。
その4チームは日立栃木UVA、YSCC、松本山雅、ツェーゲン金沢の関東2、北信越2の組み合わせとあいなった。この決勝ラウンドが舞台は松本で行われるということで、久しぶりに変人モードを燃やして現地で観戦しようと思い、思い切って年休までとって金曜日から3日連続で観戦してきた。
この地域リーグ決勝大会はサッカーリーグの4部である9つある各地域リーグの上位チーム16チームから争うチャンピオン大会であり、今年は上位2チームが3部JFLへ自動昇格。3位チームがFC刈谷との入替え戦に挑むことになった。

私が関西に住んでいた頃に大阪で毎年のようにこの決勝ラウンドが開催されていて2000,2001,2002年と大阪の鶴見球技場で観戦したものであった。その頃から一部サッカー好事家には注目されていたもののそれでも観戦者は100名いるかいないか程度の代物であった。では、現在はというとサッカーファンにとっては好き者の世界であることには変わりはないけれど、今や全国に10とも20ともそれ以上とも言われるJリーグを目指す地域のサッカークラブが全国リーグへの切符を争う登竜門的存在へと変貌しつつある。それだけ関心も高まっていて最近は全国津々浦々でこの決勝ラウンドは開催されている。去年はなんと沖縄の石垣島であった。ついでに今回の開催地である松本が決勝ラウンド進出チームの一つ松本山雅のホームスタジアムであることも地元の注目をさらに高めている。

と、前置きはこんなもんで現地での状況をさらっと記述しておこう。
会場の松本アルウィンは松本市の信州まつもと空港近くにある、休耕地の中にポツンとある公園の中にたっている球技場で、収容人数は2万を超える立派さである。
でも、この決勝大会の会場へは地元の人はみんな自動車でやってくるみたいで、公共交通機関の特別な計らいはなかった。松本駅からバスで30分。そして最寄のバス停から徒歩20程度で到着した。全国からやってきた好事家のうちこんなことをしている人は10名前後であっただろうか。それ以外はお金を使ってタクシーなんかを利用したのかもしれない。

F1000486 日程1日目の金曜日から地元松本山雅へのサポータの期待度は非常に大きい。この松本山雅のサポは地域リーグとしては異例の規模であるとは聞いていたが、それでも平日の昼間の試合に4500人もの観衆が集まったのだから恐れ入った。そして最終日の日曜日には11000人にも膨れ上がったのである。これはJ2でもなかなか大変なこと。とても大阪鶴見で行われた同じ大会の風景とは思えない。特に松本-金沢の試合はまさにJリーグの試合の風景でした。完敗です。
そのおかげか松本山雅は初日こそ金沢にPK負けしたものの、この大会を果敢に戦ったのである。もちろん他3チームの同様で、厳しい試合が連続した。
3日間の結果はこうなった。
1日目
YSCC 1-2 日立栃木UVA
ツェーゲン金沢 PK勝ち 0-0 松本山雅
2日目
YSCC 0-1 松本山雅
日立栃木UVA 3-0 ツェーゲン金沢
3日目
YSCC PK勝ち 1-1 ツェーゲン金沢
日立栃木UVA 1-2 松本山雅

この結果、1位松本山雅、2位日立栃木UVA、3位ツェーゲン金沢、4位YSCC の結果となった。地元松本サポの喜びは一入で、試合会場では地元紙がすぐに号外を発行するくらいであった。夕方の地元TVは連日この大会の結果をトップニュースとして伝えていた。
そんな6試合であったが、特に3日目の YSCCとツェーゲン金沢の3位争いの試合は厳しい試合で、3位への滑り込みには90分勝ちが必要なYSCCが1点リードしていたのだが、試合終了直前にツェーゲン金沢にPKを与えてしまいに同点となったその後の必死の攻防は凄まじかった。
松本山雅、日立栃木UVAは来シーズンからのJFL昇格が決定。そしてツェーゲン金沢がFC刈谷とのホームアンドアウェイの入替え戦を早速、12/13、19に行うこととなる。
個人的にはこの金沢、私にとっての生まれ故郷でもあるのでJFL昇格してくれないかななんて思っている。でも、刈谷も捨てがたいんだよね。でもここは金沢かな。

来シーズンはJ2が19チームとなる。この調子でいけばJリーグの拡張もたぶん2011年シーズンで終了しJ1が18チーム、J2が22チームの構成となるだろう。そしてJリーグから末端の県リーグまで昇降格がともなう構成へとサッカー界は変貌する。その時、3部JFLの存在、立ち場がどう変化するのか、そしてそれに伴い4部の地域リーグも変わっていくと思う。Jリーグを目指すと表明している各クラブもその時、新たな態度、戦略、判断を求められることになると思う。3部もプロ化するのか。それとも思い切って3部、4部あわせてがらがらポンの大改編するのか、さてどうだろう。

松本の3日間は単純にホテルと試合会場を往復するだけであったがそれでもなかなかに松本の町並みというのはよろしいものだなと思った。それに馬肉も食えたし。意外にもここは熊本と同じく馬肉の郷でありました。サッカー欲、食欲的にも満足な一旅でありましたとさ。

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