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2010/01/13

ますます年齢不詳です。こういう人には勝てません(1/12)

音楽の年はじめは去年と同じ、オーケストラアンサンブル金沢の新年公演を聴くことにした。去年はアリス=紗良・オット目当てではないが久しぶりに聴きにいったが、今年もである。というのも、メラニー・ホリディが出演するということでこれは面白いに違いないと思った訳である。4年前に金沢でメラニー・ホリディ出演のやはり新年公演を聴いているのでその時のエンターテナー振りをもう一度堪能しようと思った訳である。
会場は去年と違い、東京、四谷の紀尾井ホール。このホールにやってくるのは初めてであった。そのため、交通機関やそれからの徒歩時間の見込みが今ひとつ把握できなかったので少し慌てた。それでもなんとか時間前には到着できてセーフ。
公演前半は、名誉客演コンサートマスターのマイケル・ダウスをリーダに弦楽合奏版のメンデルスゾーン、八重奏曲が演奏された。メンデルスゾーンの若々しいセンスに溢れた作品だった。やはりこの楽団の弦楽セクションはうまい。
そして、後半に入ると主役であるメラニー・ホリディが登場。しかしこの方、プロフィールを見ると1970年代から活動しているので最低でも30ウン年のキャリアがある訳で、歌う姿とプロフィールとを比較するといったい何歳なんだという感想がでてくる。それでも全くもって変わらぬスタイルと踊りぶりである。高音の伸びは少し衰えを感じさせる部分があるものの立ち居振る舞い、声量、声質、そして本領ともいえるエンターテーメントの部分においてはなんら老いなるものを感じさせない。ますます年齢不詳な姿にまいってしまった。しかし芸達者であるなこの人。
一方のもう1人、男性テノールのズリンコ・ソチョの方が声楽的には純粋にこちらの方がお上手。声の伸び、発声ともに綺麗だったよ。そしてメラニーとの踊りや即興にもちゃんと対応できるだけの余裕がある所が憎い。見事なパートナーぶりであった。
そのせいか、こういう場であればもっとはじけてはしゃぐはずである指揮の井上道義御大、燃焼ぶりが今ひとつであったか。ソロ二人のサポート専念と言ったところであった。
後半はオペレッタの歌曲をソロとデュエットで交互に歌い、その間にオーケストラが曲をはさむといったスタイルで進行。あっと言う間に時間が過ぎていった。いやー満腹、でもお替り頂戴ってな要求にもちゃんと応えてくれたし、充足した2時間であった。

去年のオールベートーベンプログラムが悪い訳ではないけど、やっぱり今年のような華やかな演奏会の方が新年を迎えるという点で喜ばしいですな。と言う訳で早くも来年はどんな趣向でやってくれるのか楽しみな気分。毎年恒例の行事にしたい思いが強くなった夜であった。

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