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2010/01/18

皆好きだよね。イナバウアー(って覚え方が違う)(1/17)

今年も行きます、METライブビューイング。怒涛の4連戦の最初をかざるのは大人気作「トゥーランドット」と来た。いやー、前回の「アイーダ」でもそうだったけど、今年のライブビューイングは人気作品が上映されているせいもあって、各回のお客さんの入りがいい。今回はそんな中でもイレギュラー中のイレギュラーであるだけにどんな対応を映画館(私が利用しているのは109シネマズ川崎)がしてくれるか注目していた。
前回のアイーダでは土日ともに全席完売の憂き目に会い。やむを得ず東劇にてみるはめにあった。この時、109シネマズ川崎へデカイ客席でやるようにと訴えたのだがそれが奏功したかはともかく1日2回上映にしてくれた。
これなら安心。とはいかないなーー。なんと言っても今や日本人の8割以上がこの曲を聴いたらイナバウアーをするのではないかというくらい刷り込まれているオペラだけに客席の争奪戦が予想される。
てな訳だから、事前に対処することにした。日曜日の席をとるために金曜日の夜に席を予約しに行ったわけである。その結果、見事席は確保できたのだったが、やはりこの判断は正しかったようで席を購入した時点でもうほとんど売り切れ状態であった。
迎えた日曜日、109シネマズはチケット販売待ちの客やすでに当日券は完売したIMAXシアターで上映される映画アバターの客やらで大いに混雑していた。もちろんトゥーランドットも1回目の分は完売である。そんな混雑した入り口を抜けてスクリーンへ。
今やあらすじを語るまでもないオペラ。プッチーニ最後の未完のオペラ「トゥーランドット」。トゥーランドットにはマリア・グレギーナ、カラフにはマルチェッロ・ジョルダーニ、リューにはマリーナ・ポプラフスカヤの配役。マリーナ・ポプラフスカヤの消え入りそうなピアニッシモでの歌声は中々素晴らしかった。マルチェッロ・ジョルダーニの「だれも寝てはならぬ」も見事。そして毎度ながらの豪勢、物量投入、華麗なる演出を見せてくれるのだが、この演出は実は事前に見たことがあったのである。と言うのも私はDVDでもMETのトゥーランドットを持っているのだが、この演出がフランコ・ゼフィレッリによるものでDVDの製作年月日は1988年だ。ということはかれこれ最低でも22年この演出で上映され続けていると言うことになる。実際、幕間のインタビューで歌手が「伝説の歌手達が歌い継いできた舞台に立てて光栄」といったコメントを出している。微細なる演出はさすがに異なるのだが舞台セットはほぼ同一だけに思わず22年前との違いを探そうとがんばってしまった。まーあまり意味はないな。それよりはこの長期間陳腐化せずに作品として保たれていることへの賞賛であろう。このフランコ・ゼフィレッリはMET以外にもオペラの演出はかなり熱心らしく、この前来日していたミラノ・スカラ座の「アイーダ」も演出していたのでますまさお盛んなのであろう。
休憩も含めて3時間。どっぷりと音楽に浸ることができて満足であった。終了して帰宅するべく出口をでると2回目の上映予約が売り切れ寸前となっていた。「やはり、日本人はトゥーランドット好きなのねーー」と思う次第である。METライブビューイングは今週から4週連続で続く。いやー全部皆勤できるだろうか。ほんとはしたいのだけど外部からの要因でどうなるかは今の所不明。せめて「カルメン」と「ばらの騎士」だけは抑えておきたい。

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