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2010/02/13

郷愁を感じるのだよ。なぜかな(2/11)

2/11(木)建国記念日って言っても特に私にとってはただの休日でしかないが、休日なのでありがたく享受したいと思うところである。なんて、ぐうたらな日のはずであった1日がひょんなことから大慌て、速攻、急襲、コンサート奇襲を仕掛けることにあいなった。
要は、HPをだらだらと眺めていたら新日フィルが定期演奏会を開くのであったが、その演目にドヴォルザークの交響曲6番というなかなかお目見えしないものでその勝負受けたと挑んできたのであった。
ドヴォルザークの6番。私個人的の琴線に触れる作品なんだよ。というのも、私が自前のお金を使って購入した初めてレコード(時代がわかるねーー)がこれだったのだ。
ヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコフィルの第1全集からの1枚。といって解る人もいるのかな?。今となってはドヴォルザークの交響曲を購入するにしても9番や8番でないこと自体すでに変なのだが、それでもさらに7番でさえもなく何故に6番というところが当時にしてひねくれていると言うか、何を考えていたのだろう。もう思い出すことさえできない記憶の断片。うーーん、単に凄いレコーディングがいいとか。レコード盤のカッティングが凄いとかそんなんで誘惑されたんではないかと想像する。(といって、スプラフォンレコードが録音がすごいという評判は当時無かったと思うが)兎に角、その頃の6番の評価なんてそんなものだったのだ。しかし、現在になると少し状況は変化して、ドヴォルザークの交響曲の評価は番号の逆順に次第に再評価が進んでいて6番はかなり高評価を得るようになり、さらに5番もCDでの発売、演奏される機会がでてきている。な訳で、当時の行動は先見の目があったんだと勝手に自慢することにしている。もっとも、自慢する相手も自分だけでしかないが。
と、過去の自分と対峙しながら、サントリーホールに急遽やってきた。すでに当日券では安価な席はなくなっている。しょうがない、久しぶりに高めの席を購入することになって2階席正面で前目の列に座ることになった。こんな席に座るのはいつ以来だろうかなんてね。でも、チケットが売れていた割には客席の埋まり具合は芳しくない。うーーん、相当数が招待席としてばら撒かれていたのか?。新日フィルであれば少し人気高めだしそんな必要も無いと思っていたのだが、現実は厳しいようである。
この日の指揮者はヒュー・ウルフ。その他の演目としてプロコフィエフ、交響曲1番。同じく、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲1番も演奏された。
交響曲1番は過去にも何回か聴いたことがあるので、少し食傷気味。個人的には5番とか6番とかもっと鋼でできた切ったら血がでてくるような曲の方が良かったかも。
一方、ヴァイオリン協奏曲のは方は素晴らしかった。独奏者はイェウン・チェ。この曲の持つ独特のファンタジー感が良く出ていた。特に終曲部でのフルートとのやり取りをしながらの終わり方は花の周りを飛び回る蝶を想像させるものがある。
で、目的のドヴォルザークの6番。再評価されているとは言え、この曲に付きまとう評判は決してポジティブとは言いがたい。ブラームスの真似だとか。ブラームスの真似だとか。ブラームスの真似だとか。というくらい、ブラームスの影響は一聴すればわかる。といって、一方でスラブ舞曲の頃と同時期の作品である故に、ボヘミアの踊りのリズム、メロディーがこれでもかと詰め込まれている。聴き手としては前者で聴くか、後者で聴くかでの聴き方に方向性を求められる作品であるの事実かなと思う。私は当然ながら後者。生来のメロディメーカーであるドヴォルザークの本分が良く出た作品だと思う。やはり、個人的に偏愛の作品なのだよな。そして、終楽章の終曲の部分もドヴォルザークの交響曲の中で1番かっこいいと思っている。いやーー、見事決まった。もう少し、ゆっくり目のリズムで踊ってもよかったのだが。それは言うまい。兎に角、この曲を生演奏で聴く機会を得たことに感謝しよう。

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